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長万部写真道場研究所

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根室古書店めぐりの収穫

正月の報告が終わっていないけれど、次の話。

本日根室の古書店を巡りました。

かや古書店

ここでたまたま手に取った『20th日本写真美術展傑作集』(毎日新聞社,1954/昭29)の、全国写真団体名簿(p31~)に「長万部カメラクラブ」が記載されていました。代表者名は河東先生の名前でした。
名目の通り全国の写真団体が記載されているのですが、北海道の各地の団体の名前が残っているので、八雲町にもあったとか、伊達(掛川源一郎氏が住んでいたよなあ)とか室蘭にもあったとか、いまは写真文化が影も形もないように見える市町村でも、丁寧に探せば写真が出てくるのかもしれません。ちょっと恐ろしいですね。笑

だいたいどの土地の団体も××(土地名)カメラクラブとか写真倶楽部と名乗っているので、これってオーソドックスなネーミングなのですね。だとしたら「長万部写真道場」は変化球的な気持ちで名付けたのでしょうか。師弟関係を彷彿とさせるネーミングで、もしかしたら同世代の集まる倶楽部の活動よりも幅の広い年代がいたのかもしれないとふと思いました。

いずれにせよ、日本写真美術展にだれかが入選しているという可能性があるということがわかりました。

そしてもう一つの古書店、道草書房には土門拳や緑川洋一の写真集などもあって、ちょっと気になりました。

こちらのほうが写真集の品揃えは良くて、根室はアマチュア写真家が多かったというので、そういうところのが集まってきているのかもしれないと勝手に思いました。

それぞれの店で土門拳の『写真の作法』、根室の写真家平野禎邦さんの『失楽のカムイ』を購入しました。平野さんの写真集『北洋』は根室の北洋漁業の労働風景を捉えた貴重な写真集で、羅臼や根室の歴史を語る上でも外せないところを捉えている気がして、興味を惹かれています。『失楽のカムイ』は、開けてみたら、早逝された平野さんを悼み、写真家の仲間が作った本でした。納められた彼のコトバが鋭く、内省的で、全道それぞれの土地の見聞きした様子を語るオムニバスですが、読み応えがあります。

札幌支部からは複写作業が着実に進んでいるというご報告をいただいています!!
台紙付きの写真などすでに数十枚分のデータをいただいています。
中村のほうでは研究員で共有できるように準備しています。今月はちょっと間に合わなさそうですが月始めには、、、!

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