3月19日のこと、、、
札幌出張の帰りに研究員の露口啓二さん伊藤留美子さんの写真スタジオにお邪魔しました。
澤さんのアトリエから発掘した写真、小さな戸棚から出てきたものは複写したりスキャナーに読み込したりできないほどに丸まってしまった写真が多くて、これをどうするか露口さんに相談していたのですが、、、とりあえずテストて送ってくださいと。そのあと、なんとかできそうなので全て送ってくださいとご連絡が入りました。
いろいろ試してくださったようなのですが、最終的に露口啓二さん、石崎幹男さん、福津圭佑さんらが修復作業を行ってくださいました!
くしゃくしゃの写真を水で洗浄し、水分を拭き取ってから、写真用のプレス機で押して平板にしていくとのこと、、、。
文字にすると簡単そうですが、その作業を何十枚分も行ってくださったと思うと本当に感謝です。
この日、すでに作業の終わった写真を、印画紙の箱に入れてもらって持ち帰りました。
帰宅後、仕事上がったあとや休日に数日夜間自宅にこもって35mmカラーフィルムスライドを一生懸命スキャンしていましたよ。100枚いかなかったけど、すこしは進みました。小さな写真のスキャンは、こういう調子で進めていければいつか必ず終わらせることが可能だろうとおもっています。
昨日5月3日、羅臼に露口さんがいらっしゃってくれまして、その時に残りの写真と、複写をお願いしていた大きな写真が中村の手元に戻ってきました。
くしゃくしゃの写真は、澤さんの姿が映されたもの、旅行のもの、運動会やお祭りや相撲などの行事ものを写した手札サイズとか2Lぐらいのサイズのものが目立ちました(印画紙も切ってあったりするのでサイズまちまちですが)。
こういうものはおそらく友人知人に渡すために複数枚現像して配っていた類のものなのだろうとおもいます。
長万部アイヌコタンの集落の様子を写した写真や、宣教師かなにかまだ不明ですが(隣のおばさんに昔お話を聞いた気がするけど、、、)外国人移住者の家族の写真、沖縄からの入植者であるNさん一家の写真(掛川源一郎さんの被写体でもある)などがあり、特に興味を引かれました。
露口さんはじめ、活動を支えてくださっている皆さんには本当に感謝です。
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